国際人事研究所の使命
人事管理に対する国際人事研究所の考え方を明らかにします。その実現に寄与することが国際人事研究所の使命と考えます。


1. 人事管理とは、企業を取り巻く経営環境の中で、組織目的と個人目的とを最適、最大に実現させる仕組みと考えます。

すなわち、よい人事制度とは
個人は「夢が持て、夢の実現のために腕を磨き、その成果が公正に評価されて報われ、仕事と生活の調和がはかれ、企業はこれらの場を個人に提供するシステムのことと考えます。


2. 人事管理は、歴史的な縦軸と、国際的な横軸とのベクトル的に合成されたものととらえてこそ、正しく理解できると考えます。

すなわち、いずれの国でも人事管理は、
縦軸として人が生活するその国の連綿と続く歴史、風土、文化と、横軸として横からの国際化の圧力とのベクトル和と考えます。
人事管理のグローバル化とは、固有の文化をたてに国際化をいたずらに拒むことなく、また国際化をたてに盲目的な模倣に走ることもなく、先人がなしたごとく、「学ぶべきことは学ぶが、真似はしない」ことと考えます。


3. 人事管理は、企業競争に勝つための組織理念、組織戦略、事業計画の実現をはかる経営活動の一部であり、人事部門はこのことを常に念頭におき、トータル成果主義をテーマにした人事制度を設計し行動すべきと考えます。

すなわち、人事管理はそれ自体が独立して存在するものではなく、また後追い的な処理志向でもなく、組織の持つ人的資源を最大、最適に活用し、最大の成果をあげるための経営上の仕組みを組織と社員に提供することと考えます


4. 人事管理は、人事関係法規の順守、労使関係の安定をはかりつつ、社会の国際化と多様化、個人の多様化と自立化の現実を直視し、人事制度に具体化することと考えます。

すなわち、グローバル教育、労働と価値観の多様化の統合、個人の自立支援、雇用形態の弾力化、キャリア開発など、時代の変化とニーズに対応した人事管理であるべきと考えます。